大阪のシンボル通天閣。そのたもとに人気の包丁専門店があります。経営するのはカナダ人のビヨン・ハイバーグ（Bjorn Heiberg）さん。日本の包丁が持つ切れ味に魅せられ、２０１１年に店をオープンしました。当時、日本では海外製の安い包丁が席捲、和包丁は風前の灯火でした。ビヨンさんは、日本製の包丁を復活させようと職人のもとを訪ねては、二人三脚で取り組んできました。それが奏功し事業は順調に拡大。職人も収入が増えました
。 しかし、新型コロナの蔓延で客足が途絶え、店も職人もピンチにおちいってしまいます。ビヨンさんは、苦境を打開しようとインターネットでの通信販売を開始。その目玉として、新たな商品を開発することにしたのです。日本有数の鋼の産地、島根県・安来市で作られた高級鋼を使った包丁です。しかし、この鋼材は扱いが難しい。切れ味を鋭くしようとすると割れてしまいます。ビヨンさんは、このプロジェクトをある職人に託します。果たして究極の包丁はできるのでしょうか？コロナ禍で新たな挑戦をするビヨンさんの姿を描きます。

【プロデューサー】永野浩史, 【ディレクター】金澤佑太, 【アシスタントディレクター】野村拓年

This time, we head to Kikugawa in Shizuoka Prefecture where many non-Japanese workers live. For the In Osaka City is a kitchen knife shop run by Canadian Bjorn Heiberg. Promoting the quality of Japanese knives and working with local craftspeople, he's helped reinvigorate the market, which had been dominated by cheaper all-purpose imports. But the pandemic brought unprecedented hardships for his business. We follow Bjorn in his efforts to overcome these new difficulties. Also in Osaka, we visit a firm trading in machinery where Dominican Jose Bodden is in charge of importing robots from abroad.

【Producer】Hiroshi Nagano, 【Director】Yuta Kanazawa, 【Assistant director】Takuto Nomura

「Where We Call Home」Straming