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国献男子ほんわか日記218 お褒めに深謝 日中関係改善へ微力実践

国際協力実践家 小島康誉

前回の「ほんわか」で報告した新疆2週間活動へ「お褒め」沢山、深謝。「お褒め」とともに「外国との相互理解を一生懸命やっておられるのに、日本ではどうして報道されないのか?」との声も。中国では新聞・TV・ネット・SNSで多々報道されているのでご安心を。その一部は羽田の何倍もの巨大空港などを紹介した「〈写真特集〉発展つづける新疆ウイグル自治区点描」(レコードチャイナ)に記事と動画がリンクされているので、笑覧ください。

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表彰式では大スクリーンに「新時代の阿倍仲麻呂」と(前列・頭越しに撮影:筆者)

日本人の活動が中国で報じられ「こんな日本人もいるのか」と感じてもらえれば、対日感情改善に少しは寄与できる。日本と中国は「一衣帯水」の隣国ではあるが、過去の戦争や日米同盟などが影響して、ギクシャクした関係を続けている。だからこそ相互理解の努力が重要と庶民ながら微力実践し続けている。世界中の国々と平和が維持され友好的でありたい。

特報:私たち日中共同ニヤ遺跡学術調査隊が発掘し数々の栄誉に輝いてきた「五星出東方利中国」錦が発掘30周年に合わすかのように、先月切手に。感謝×感謝。(06/15記)

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日々たたかい疲れた貴方へ

お疲れ様です。人に言えないような苦労を背負って日々闘っておられる貴方。泣きたくても泣かない貴方。そんな貴方のお陰で喜んでおられる方がいる。貴方のお陰で過ごしておられる方がいる。ありがとうございます。貴方は立派です。ご苦労様です。貴方が社会を日本を世界を支えている。ありがとうございます。

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新疆クチャのスーパーで自撮り

一歩前進、また一歩。小さな一歩が貴方に喜びをもたらす。その一歩が皆を幸せにする。貴方の一歩は偉大な一歩。日々の闘いは疲れるけれど、あと一歩。と自分にも言い聞かせつつ、今日も一歩を踏み出している小僧です。ホンワカほんわか。

1942年名古屋生まれ。佛教大学卒。浄土宗僧侶、国際協力実践家。66年「宝石の鶴亀」(後にツルカメコーポレーション・あずみと社名変更、現エステールHD)を起業。93年株式上場。96年創業30周年を機に退任。中国新疆へは82年以来、150回以上訪問しキジル千仏洞修復保存、ニヤ遺跡やダンダンウイリク遺跡を日中共同で学術調査するなど文化財保護研究・人材育成など国際協力を多数実践。佛教大学客員教授などを歴任し現在は佛教大学内ニヤ遺跡学術研究機構代表、新疆ウイグル自治区政府顧問。編著『日中共同ニヤ遺跡学術調査報告書』『日中共同ダンダンウイリク遺跡学術調査報告書』『念仏の道ヨチヨチと』『新疆世界文化遺産図鑑』『中国新疆36年国際協力実録』『Kizil, Niya, and Dandanoilik』『21世紀は共生・国際協力の世紀 一帯一路実践談』「スタイン第四次新疆探検とその顛末」など。日本「外務大臣表彰」・中国「文化交流貢献賞」「人民友好使者」ほか受賞。