VOICE

国献男子ほんわか日記157 Withコロナ With外国 With異見

国際協力実践家 小島康誉

謹賀新年 令和5年・2023年最初の「ほんわか」、遅ればせながら今年もよろしくお願いします。ロシアの爆撃で暖房も止まり極寒に耐えるウクライナの方々。「一日も早く戦争が終わりますように!世界が平和でありますように!」と願いつつ勤行を終えると、朝陽が阿弥陀様に差し込み、お顔が更に輝いた。ユリも開いた。ありがたい×ありがたい。

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西方極楽浄土から凡夫を導いて下さる阿弥陀仏(撮影:筆者)

食前の偈「ひとつには功の多少を計り彼の来処を量る・・・」を唱え、「天地の恵みと人々の労に謝し奉る」と十念し朝食をいただく。野菜ジュース・牛乳・サラダ・果物。ありがたい×ありがたい。サラダの味付けにワカサギの佃煮をのせた。何気なく産地表示を見たら中国と。野菜ジュース表示にはポーランド・アメリカ・ポルトガル・スペイン・チリ・ニュージランド・エクアドル・ブラジル・アルゼンチンと。冷蔵庫から焼あじを取り出したらタイと書かれている。別のアセロラドリンクにはベトナムと表示されている。世界は繋がっている。

それら原料を育てた人々、それらを日本へ運んだ船を造った人々、その材料となる鉄などを掘った人々、船を動かす重油を採掘した人々・・・世界は繋がっている。3年も世界を混乱させたコロナもウィズコロナへ移行した。それと同じで何かと異なる外国ともウィズ精神が必要では?意見の異なる方ともウィズ精神が必要では?と思う。朝焼けの阿弥陀様と朝食しつつ思った。今年もウィズ精神で生きていきます。

当たった!年末ジャンボ10億円!・・・夢だった

ロッククライミング・企業経営・仏道修行・国際協力・・・アレコレやってきたが、まだやりたいことがある。ナント欲深いことか。その軍資金を狙ってジャンボは毎回買っている。絶対当たると信じて、10枚3000円。10億円!当たった!夢をみた。

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宝クジと花柳界での縁起物「鯛の鯛」(撮影:筆者)

やりたいことは市民レベルでの国際協力を手伝いたい。そのためには母体となる団体が必要。財団を作りたい。諸氏の活動紹介・交流・奨励・助成など。もちろん自身が実践してきた新疆ウイグル自治区での国際協力も継続したい。当たれ×当たれ!次には当てるゾ!今年は良いことあるゾォ~ 本若ほんわか。

1942年名古屋生まれ。佛教大学卒。浄土宗僧侶、国際協力実践家。66年「宝石の鶴亀」(後にツルカメコーポレーション・あずみと社名変更、現エステールHD)を起業。93年株式上場。96年創業30周年を機に退任。中国新疆へは82年以来、150回以上訪問しキジル千仏洞修復保存、ニヤ遺跡やダンダンウイリク遺跡を日中共同で学術調査するなど文化財保護研究・人材育成など国際協力を多数実践。佛教大学客員教授を歴任し現在は佛教大学内ニヤ遺跡学術研究機構代表、新疆ウイグル自治区政府顧問。編著『日中共同ニヤ遺跡学術調査報告書』『日中共同ダンダンウイリク遺跡学術調査報告書』『念仏の道ヨチヨチと』『新疆世界文化遺産図鑑』『中国新疆36年国際協力実録』『Kizil, Niya, and Dandanoilik』『21世紀は共生・国際協力の世紀 一帯一路実践談』「スタイン第四次新疆探検とその顛末」など。日本「外務大臣表彰」・中国「文化交流貢献賞」「人民友好使者」ほか受賞。