VOICE
国献男子ほんわか日記191 体験語り 老残微力一歩一歩
国際協力実践家 小島康誉小僧は日本では無名の一庶民、中国ではほんの少し知られ、新疆ウイグル自治区ではかなり有名、といった変わった存在。日本より中国メディア取材のほうが圧倒的に多い。「ほんわか」181でリンクした上海東方TV東京支局・宋看看さんによる素晴らしい構成YouTube「40年去了新疆150多次, 這个日本人算是活通透了・・・」の視聴は9000回を超えた。ありがたい。各種報道されている新疆について語る地味な動画がこれほど再生されるのは、また聞きや受売りでなく、40余年にわたるポジティブな体験談だからだろう。
22年前、新疆政府の阿不来提・阿不都熱西提主席から頂いた還暦祝い
日中双方の方々と相互理解につとめ、協力しあって、種々活動してきた。世界的文化財保護研究・人材育成・出版・仲介・代表団派遣・代表団招聘・小学校建設など多方面100項目以上に及ぶ。このような地道な活動の積み重ねが信頼につながっている。詳細は拙著『中国新疆36年国際協力実録』(東方出版)『21世紀は共生・国際協力の世紀』(レコードチャイナ)で公開している。YouTubeも受け狙いで語れば100万回超になろうが、小僧は実体験しか語らない。上記動画が更に視聴され、日中関係改善の一助になればと願う。
読売新聞(05/05)編集委員・伊藤俊行氏による「細る日中の人的交流 架け橋育てる人の縁」拝読。「日本で活動する中国研究者・・・訪中に慎重にもなる。ビジネスマンからも、あらぬスパイ容疑をかけられないかと心配する声を聞く」で始まり、愛知大学や金杉憲治駐中国大使の活動へと続き、「荒天でも地道な取り組みを続ける人々や組織が存在する。いつかは晴れ間が見えると信じたい」で終わっている。
ウルムチで新疆日報の取材受け(23/9/14撮影:楊新才氏)
その地道な活動を続けている一人が小僧であろうか。昨秋も新疆を訪問し、新疆党書記・政府主席と会見、都市多数視察、奨学金ほか提供、タクラマカン沙漠一周鉄道完乗、キジル千仏洞とニヤ遺跡の変化状況把握、記念講演などを実施。各地で取材多々うけ報道多数、帰国後に「新時代の新疆ウイグル自治区」を多数の写真と共にネット連載。日中両国での活動を通じて、相互理解の一助となればと願っている。5月26日、岸田文雄総理と李強総理の日中首脳会談がソウルで開催され、関係改善が話し合われた。(06/02記)
ありがとう ほろ酔い人生
東京ドームホテルへ初めて行った。来日した新疆文化・旅游庁の徐鋭軍書記一行と有意義なひと時。数日後には某TV局プロデューサーらと美味しい日本酒。その翌日は東京大衆歌謡楽団の岩倉公演で昭和歌謡を堪能。昨日は書庫整理で腰痛。そんなこんなで日々楽しく過ごしている。今日も目覚めた。今日もあれこれ生きた。今日も楽しかった。ありがたい×ありがたい。明日も目覚めるだろう。明日もあれこれ生きるだろう。明日も楽しいだろう。
小僧楽書
遥か億年の生命がつながり、父母からいただいた夢のような人生。夢に生き、夢に酔い、夢に死んでゆく。今を大事に生きてゆく。感謝×感謝。ホンワカほんわか。