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国献男子ほんわか日記213 新疆の世界遺産を守り続ける
国際協力実践家 小島康誉数日前に赤坂で開かれた『75人が語る 私が歩んだ日本・中国』出版記念交流会に参加した。陳巍公使参事官ら沢山の方が出席された。一昨年「日中平和友好条約締結45周年」にあたり取材を受け、「小島康誉:40年で150回新疆往来の理由―新疆の世界遺産を守る慈善家」と題し、YouTubeで流れた。そのYouTube登場諸氏らへの取材が圧縮・文字化され、アジア太平洋観光社『和華』45号として出版されての交流会。小僧の10分動画が3頁に超圧縮され、そのタイトルが「新疆の世界遺産を守り続ける」であり、恐縮するばかり。

交流会で流された動画の一場面をパチリ
その内容は、キジル千仏洞保存やニヤ遺跡調査、ダンダンウイリク遺跡調査、新疆大学奨学金、文化文物優秀賞、児童育英金などにつづき「ただ資金援助に価値があるわけでなく、現地の人々と共同で実践してきたことに意味がある。・・・友好をベースにして理解し合って、それから共同で活動する。・・・まず心を開いて相手を理解しようと思うことが大事ですね」と、取材での回答が文字になり、「ありがとう一日100回運動」も記されている。この『和華』は滋賀大学留学生・孫秀蓮女史が居酒屋アルバイトで得た金をつぎ込んで2013年に創刊したとか、凄い!
登場人物は20代から103歳までの日中交流活動を率先してきた池田澄江、岡崎温、八牧浩行、凌星光、段躍中、黄星原各氏ら日中男女75人。本のPRに「日中交流を通じて世界平和を願い、互いの対話の大切さを次世代につなげていく1冊を目指す」とある。今年は戦後80年だが、日中関係は難しい。戦中生まれの小僧は戦中・戦後の苦しかった記憶などを「日本終戦80年 中国人民抗日戦争勝利80年 国連80年 相互理解を!」(レコチャ)と発信し平和を願った。名古屋大空襲で焼け野原になった市街の写真もそえた。(04/06記)
悪い人にご注意:昨夜、NHK「所さん!事件ですよ」で宗教法人を買って脱税に利用している悪い人の場面を見ていたら電話が鳴った。「電話料金が未払いのため電話は止められます。質問のある方は9を押してください」と自動音声。「エーッ!自動引き落としで払っているはず」と思ったが、一瞬不安になった。ネットで調べたら、数年前から多発している特殊詐欺の一種だとか。悪人には困ったものだ。人の喜びを喜びとして欲しい。
ドクターイエローまだ走る 小僧もまだ走る
新幹線の点検用車両「ドクターイエロー」は運行ダイヤが公表されておらず、10日に1回程度の運行で見かける機会も少ないことから「見ると幸せになれる」と、1964年の登場から人気を呼んでいた。惜しまれつつ今年1月29日が最終運行となった。最終日のホームや沿線は別れを惜しむ人々であふれた。TVなどでも大きく報じられ「鉄ちゃん」以外からも注目を集めた。今後は点検機器を「のぞみN700S」に載せて点検を続ける。

品川駅で25/03/26小島聡子撮影
妻から「今、品川駅。廃止になったドクターイエローが走っている。何故? 皆が写している」と電話。「半鉄」小僧は「運行終了したのはJR東海のドクターイエロー。JR西日本のはまだ走っていて、2027年に終了予定」と答えた。その品川駅はリニア中央新幹線始発駅となる。地下一帯では工事が急ピッチで進んでいる。当初は2027年開業予定で、「それまで頑張って乗ろう」と思っていたが、妙な知事の横車などで大幅遅れ2034年以降とか。あと9年わが命もつかもたないか仏様にお任せして、走り続けま~す。本若ほんわか。