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国献男子ほんわか日記112 発見「浄土宗猊下表彰状」

国際協力実践家 小島康誉

人生は面白い。終活中の小僧はボチボチヨチヨチあれこれ整理。書庫の片隅から浄土門主総本山知恩院門跡の中村康隆猊下から賜った表彰状などが出てきた。2001年7月、京都のホテルで開かれた中国文化部(文科省相当)「文化交流貢献賞」受賞の祝宴席上で頂戴した表彰状。祝宴は水谷幸正浄土宗教育資団(現・佛教教育学園)理事長・中井真孝佛教大学学長・牧達雄知恩院執事長ら約30人が出席された。

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ありがたい表彰状・盾(撮影:筆者)

各種表彰状や盾などから中国の清華大学から頂戴した「公共外交突出貢献賞」も出てきた。背面に2009年9月8日と刻まれている。活動記録を調べたら、中国国務院新聞弁公室前主任の趙啓正氏や駐中国パキスタン大使・米国デューク大学教授らと頂いたと。これらの有難いお心を片隅に仕舞いこんでいて、恐縮×恐縮。中村猊下も水谷理事長・牧執事長・・・も旅立たれた。小僧も間もなくだ。今日一日、今この時を感謝×共生×国際協力で生きるのみ。

人生はLで始まりEで終わる?

Like Love Live LifeはLで始まりEで終わる。何故だろう。すべてのすべてを好きになり、大きな愛を注ぎ、生きていくのが、人生だ、と教えているのだろうか? 多分そうではあるまい。でも小僧は「嫌なことも好きになるように心がけ、出来る範囲で慈愛を注ぎ、生きていくのが、人生だ」とボチヨチ日々精進。

小僧楽書:背景は聚楽園大仏(撮影:筆者)

小僧楽書:背景は聚楽園大仏(撮影:筆者)

愛知県東海市の聚楽園大仏さまお膝元での「観桜会」が「小島和尚を囲む会」の毎年春の恒例行事。旅立たれた友人諸氏に「般若心経」を30人ほどで唱え、♪さくらさくら♪や♪春高楼の花の宴♪を高唱し楽しい一時。今年はコロナで中止。嗚呼残念。来年は盛り上げよう。(04/01記)

1942年名古屋生まれ。佛教大学卒。浄土宗僧侶、国際協力実践家。66年「宝石の鶴亀」(後にツルカメコーポレーション・あずみと社名変更、現エステールHD)を起業。93年株式上場。96年創業30周年を機に退任。中国新疆へは82年以来、150回以上訪問しキジル千仏洞修復保存、ニヤ遺跡やダンダンウイリク遺跡を日中共同で学術調査するなど文化財保護研究・人材育成など国際協力を多数実践。佛教大学客員教授を歴任し現在は佛教大学内ニヤ遺跡学術研究機構代表、新疆ウイグル自治区政府顧問。編著『日中共同ニヤ遺跡学術調査報告書』『日中共同ダンダンウイリク遺跡学術調査報告書』『念仏の道ヨチヨチと』『新疆世界文化遺産図鑑』『中国新疆36年国際協力実録』『Kizil, Niya, and Dandanoilik』『21世紀は共生・国際協力の世紀 一帯一路実践談』「スタイン第四次新疆探検とその顛末」など。日本「外務大臣表彰」・中国「文化交流貢献賞」「人民友好使者」ほか受賞。