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国献男子ほんわか日記143 タクラマカン沙漠一周鉄道開業を熱烈祝賀!
国際協力実践家 小島康誉6月16日、新疆タクラマカン沙漠を一周する鉄道が運行開始した。世界初の沙漠一周鉄道である。小僧は昨今の日中関係の停滞を憂いて「テレビ番組は大きな影響力を持っている。日中国交正常化50周年の2022年、新たな番組を是非!例えば『タクラマカン沙漠一周鉄路2700㎞の旅』とか」(レコチャ01/08「私が見た新疆ウイグル自治区10」)と記し、更に「新疆の旅をネット上でお楽しみください」と、途中のキジル千仏洞・少数民族街・ニヤ遺跡などを巡る鉄路一周TV番組シナリオを提案した(レコチャ02/05「新疆の世界遺産1」)。
運行開始を報じる「天山網」22/06/17より転載
沙漠一周鉄路略図(「新疆網」21/09/28より転載)
タクラマカン沙漠は日本全土9割ほどの広大な面積、サハラにつぐ世界第二の大沙漠。新疆の中心都市ウルムチ(上記地図の烏魯木斉)から沙漠北縁のコルラ(庫尓勒)間は40年ほど前に開通。順次延長され、アクス(阿克蘇)・カシュ(喀什)・ホータン(和田)まで営業していた。またコルラからチベットへ繋がるルオチャン(若羌)間も営業中で、ホータン~ルオチャン間の鉄路建設が2018年末に開始された。その「和若鉄路」が6月16日営業開始、第一号列車はウイグル族の太鼓と踊りに送られ発車し、タクラマカン沙漠一周鉄道2712㎞が開業した。
沙漠一周鉄道は新疆ウイグル自治区大発展のシンボルとも言え、南新疆の人々の生活は更に向上するだろう。鉄道沿線には40年間国際協力してきた都市が連なっている。希望小学校建設・千仏洞修復保存協力・農業用井戸掘削・街路灯設置・博物館建設・日中共同遺跡調査食糧等調達・・・の町々である。新疆政府の友人諸氏も支援プロジェクト「訪恵聚」で鉄道沿線の町々で活動中。町々には漢・ウイグル・モンゴル族などの小僧親友も多数おられる。皆さんと再会するためにもクラマカン沙漠一周鉄道に是非乗りたい。コロナ禍が収まり日中間の往来が気軽にできる日を願うばかり。テレビ番組の実現も熱望している。
参院選でるなら公約「英語第二公用語化」
佛教大学宗教文化ミュージアムの帰り京都駅前で街宣「ワクチン4回目打つと高齢者は死ぬ」に遭遇、こんな活動がまかり通る日本は自由で長閑(のどか)な国。テレビで「内閣不信任案否決」報道、こんな通りもしない議案が繰り返えされる日本は自由で長閑な国。東京へもどると品川駅前に参院選立候補者ポスター掲示板、衆院議員を辞め「比例代表繰り上げ当選」という妙な制度で議席数は確保し、さらに議員増狙いで参院選出馬が許される日本は自由で長閑な国。「持続化給付金詐欺事件」多発、防げない日本は自由?で長閑な国。・・・
公示前の掲示板に小僧を重ね(顔撮影:アドプランナー・天津TV・調査隊員)
小僧も自由で長閑な日本を満喫している。不平不満もあるけれど、世界トップ級のお国のおかげで生きている。感謝しつつ参院選に立候補?そんなお呼びも昔あった。出るなら公約はあれこれ羅列せず「英語第二公用語化」ただひとつ。次世代が幸せに生活するためには、厳しい世界で日本が生き残らねばならない。そのためには発信力強化が必須、それには「世界語」である英語力強化あるのみ。I am a monk and a HENJIN. ほんわかほんわか。(8年前の明日はキジル千仏洞が世界遺産に登録された日。公示前日06/21記)