VOICE

国献男子ほんわか日記170 昭和の元気をいま一度!

国際協力実践家 小島康誉

知る人ぞ知る人気4人組「東京大衆歌謡楽団」の仙台公演へ出かけた。高島孝太郎(唄)・雄次郎(アコーディオン)・龍三郎(ウッドベース)・圭四郎(バンジョー)4兄弟の熱唱熱演は満席1000人と一体となり、手拍子連続、万札(?)おひねり乱れ飛び、あっという間の1時間半。東京ラプソディー・愛染かつら・港が見える丘・憧れのハワイ航路・お富さん・弁天小僧・南のバラ・銀座カンカン娘・ああ上野駅・湯の町エレジー・君恋しなど昭和歌謡の数々。直立不動で唄い最敬礼する孝太郎さんと弟3人。益々のご活躍を!

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公演の録音・撮影は当然禁止につき受付のポスターご紹介

昭和には内外の人々を苦しめた戦争もあった。混乱の戦後もあった。焦土と化した日本が奇跡の復興を成し遂げたのは、昭和の元気があったから。平成育ちの4人兄弟が令和の今、昭和の元気を日本各地で拡げている。米国で『Japan as Number One:Lessons for America』(Ezra F. Vogelハーバード大学)が出版されたのは1979年(昭和54)。「ジャパン・アズ・ナンバーワン」が流行語となった時代から40年をへて、経済成長率が世界157位にまで落ち込み元気のない昨今の日本に、昭和の元気を今一度!さっそく「友の会」へ入った。

株も上がり始めた。景気も回復中。元気になるゾ日本。昭和17年生まれの昭和男子は昭和歌謡に元気をもらいつつ中国との相互理解に微力を捧げている。拙稿2点「日中平和友好条約45周年 今こそ趙樸初『心不退』精神で」「中国駐大阪総領事館『新疆ツアー第一陣壮行会』盛り上がる」がレコードチャイナで配信された。緑部分クリックでご覧いただければ幸いです。写真多数で~す。後者には薛剣総領事のツイッター発信もリンクされている。

驚き桃の木山椒の木 新幹線「公衆電話」発見!

新幹線に設置され役立っていた公衆電話は2021年6月30日に廃止され、順次撤去された。携帯電話の普及で、利用が激減したため56年の歴史を閉じた。それがナントナント撤去モレなのか、2年後の今年6月にまだ有った。前述の「壮行会」を終え帰京する新幹線で「発見」した。

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何回も利用させて頂き、ありがとう(撮影:筆者)

この2年間も度々乗ったが撤去されていて、見かけることはなかった。ナノニ使えなくても遭遇するとはナント幸運、ナント幸せ。遭遇すれば幸せになるという「ドクターイエロー」と同じように都市伝説になる? 今年後半は良いことあるゾ!と、たわいないことにも喜ぶ幸せ小僧で~す。チャンチャン。ほんわかほんわか。(07/04記)

1942年名古屋生まれ。佛教大学卒。浄土宗僧侶、国際協力実践家。66年「宝石の鶴亀」(後にツルカメコーポレーション・あずみと社名変更、現エステールHD)を起業。93年株式上場。96年創業30周年を機に退任。中国新疆へは82年以来、150回以上訪問しキジル千仏洞修復保存、ニヤ遺跡やダンダンウイリク遺跡を日中共同で学術調査するなど文化財保護研究・人材育成など国際協力を多数実践。佛教大学客員教授を歴任し現在は佛教大学内ニヤ遺跡学術研究機構代表、新疆ウイグル自治区政府顧問。編著『日中共同ニヤ遺跡学術調査報告書』『日中共同ダンダンウイリク遺跡学術調査報告書』『念仏の道ヨチヨチと』『新疆世界文化遺産図鑑』『中国新疆36年国際協力実録』『Kizil, Niya, and Dandanoilik』『21世紀は共生・国際協力の世紀 一帯一路実践談』「スタイン第四次新疆探検とその顛末」など。日本「外務大臣表彰」・中国「文化交流貢献賞」「人民友好使者」ほか受賞。