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国献男子ほんわか日記182 ヤルと決めたらヤル! 日本料理も国際協力も
国際協力実践家 小島康誉「銀座小十」の奥田透さんから日本料理、日本文化、日本への熱い思いが詰まった『その料理、秘められた狂気』(ごま書房新社)をいただいた。帯に「ミシュランを圧倒し、世界から尊敬される日本料理の神髄がここにある」と。奥田さんはこれまでも『日本料理 銀座小十』『日本料理は、なぜ世界から絶賛されるのか』『銀座小十の盛り付けの美学』などで、日本愛を発信されてきた。『・・・狂気』には「安倍川の水と鹿児島の水TERAQUAを使い分ける」など「とにかく36年間脇目も振らず走り続けた」熱い思いが凝縮されている。
奥田さんから頂戴したサイン入り本と友人へ贈るため購入した本
この数ヵ月、小僧の報道多数。日本では「小島康誉:五星出東方利中国」(日本新華僑報)、「私と中国4 小島康誉氏 新疆は第二のふるさと」(人民網日本語版)。中国では「馬興瑞、艾尓肯・吐尼亜孜会見小島康誉」「81歳小島康誉多年来・・・」(新疆日報)、「第35回小島康誉新疆大学奨学金頒奨」「第20回小島康誉新疆文化・文物優秀賞頒奨式在烏挙行」(天山网)、「訪疆超150次的日本人:死後想葬在塔克拉瑪干」(環球時報)、「紀念小島康誉新疆活動40年講演会在烏挙行」(騰訊网)、「40年去了新疆150多次・・・」(上海東方テレビ)等々。
上記「人民網」の取材風景(撮影:レコードチャイナ)
奥田透さんの「日本料理にかける秘められた狂気」には及ばないが、小僧が「国際協力にかける熱意」は、上述の大量報道からもお分かりいただけよう。ヤルと決めたらトコトン。それが小僧にとって生きるという事。壁にブツかりブツかり日中双方の多くの方に助けられながら、現地の諸氏とリスペクトしあって、実践してきた国際交流、相互理解促進活動。命尽きるまで続けたい。新疆とのキッカケや「世界とのつながりに取り組んでほしい」と若い方々に熱く語りかけた上記「私と中国4 小島・・・」10分動画、ご笑覧ください。
ちなみに『・・・狂気』でも触れられている「活き締め」について「ほんわか」の前身「シルクロード国献男子30年 第16回」で、小僧がパリ「OKUDA」へ出かけ、奥田さんがフランス人シェフたちに「活き締め」講習している模様を写真入りで紹介したのも「狂気つながり縁」といえよう。「日本の食と伝統文化の素晴らしさにスポットライトを当てた雑誌を発行予定」と奥田さん、定期購読申し込みま~す。(01/16記)
本屋さんを心配して付記:料理界だけでなく停滞日本で友人に読んで貰いたいと『その料理、秘められた狂気』を購入のため品川駅前の大きな本屋へ出かけたのは師走30日。「年末年始であり、10冊だと入荷は2週間ぐらいかかる」と。ビックリ!新年会での贈呈に間に合わないので発注中止。その足で忘年会、帰宅し妻がアマゾンで発注、翌大晦日夜に届いた。本屋さん流通システム大丈夫?ガンバレ!
初詣 世界の人と 分かち合い
大晦日・元日に明治神宮と増上寺へ出かけ、天下和順を願い、国際協力微力継続を誓った。両所とも1割2割?が外国人。増上寺では阿弥陀様へ十念し、緑十字船・阿波丸乗客乗員約2000人殉難慰霊碑で誦経、米国第18代大統領グランド将軍が植樹した松にタッチ。門前で内戦続くミャンマー募金と路上生活者へカンパ。外国人参詣~カンパ、年末年始も世界は皆つながり喜びも悲しみも分かち合っている。品川へ移動し映画「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」鑑賞。
2024年元日の浄土宗大本山・増上寺、写真上部が「グランド松」(撮影:筆者)
妻のお供で童話的と感じながら、ボーッと見ていたが、映画の最終部分で「チョコレートを美味しくする秘密は、チョコレートを誰かと分かち合うこと」と語られるのを聞き、思わず拍手しそうになった。「分かち合うこと」は国際協力・SDGs・世界平和の原点だから。今年は良いことあるぞ!イヤ今年も良いことあるぞ!本若ほんわか。
付記:帰宅すると物置のドアーが開いていた。「地震でもあったのか?」とTVを見ると「能登半島地震・震度7」。その後も余震度々、その度ごと寓居の「地震計」である「天蓋」(仏様の頭上にかざられた笠状の荘厳具)が微かに揺れた。マンションの上層階では揺れが増幅され、震度2程度でも「天蓋」の下がっている飾りが揺れる。避けては通れない災害だが、軽く収まって欲しい。「ほんわか」179で記した舞鶴引揚記念館の帰路、眺めた石川・富山の海沿いの町々が被災した。「天下和順」は難しい。せめてもと義援金振り込んだ。