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国献男子ほんわか日記225 新疆栄光70年、五星錦発見30周年で新疆へ
国際協力実践家 小島康誉「新疆ウイグル自治区」は1955年10月1日に成立した。以来、70年間、発展つづけてきた。ウルムチ天山国際空港に降り立った人は、その巨大さに驚くだろう。街には高層ビルが林立し、人々は生活を楽しんでいる。新疆は日本の約4.4倍もの広さ、都会も田舎も発展しつづけている。新疆に関してはネガティブ情報も流れているが、事実かと吟味する必要があると思う。筆者は自分の目と足と肌で確認したポジティブ情報を発信つづけている。

撮影:小島聡子
「五星出東方利中国」錦は筆者ら日中共同ニヤ遺跡学術調査隊が新疆タクラマカン沙漠で1995年10月に発見した。1988年開始し双方隊員が五大精神「友好・共同・安全・高質・節約」を掲げ奮闘つづけ、精も根も資金も尽き果てる寸前の第7次調査での大発見だった。大きく報じられた。約2000年前の西域と中原王朝との交流を示す特級文化財として、中国の“紅白”にも登場し、切手・金貨になるなどいくたの栄誉に輝いてきた。今年はその30周年。
「新疆ウイグル自治区」成立70周年を祝い華やかな行事が挙行される。筆者は70周年祝賀本出版式と「五星出東方利中国」錦発見30周年記念講演などで、近々新疆再訪。帰国後に新疆ウイグル自治区の今を紹介しま~~す。(09/21記)
念仏行脚テクテク日本縦断3,200キロ
20年ほど前まで、三重・桑名から鈴鹿山脈方向へ入った東員町の妻の実家に居候していた。京都・佛教大学での活動や法話を求められた時は、度々歩いて行った。日々あれこれ過ごす中では中々念仏に集中できない、来客も電話もない行脚では念仏専一になれる。亀山と三雲で泊まり3日。車の少ない旧道をひたすら念仏しつつ「行く雲、流れる水」「さえずる鳥、舞う蝶」を友として大地をすすむ。自己を見つめる得がたいひと時。

旧東海道の宿場が記された標識(小僧撮影)
旧東海道・鈴鹿峠は度々越えた。三重県側「坂の下宿」から写真の山道を左上へ喘ぎながら登れば、鈴鹿峠。滋賀県「土山宿」側のデカイ常夜燈が出迎えてくれる。300年ほど昔の建立とか。鈴鹿馬子唄「坂は照る照る 鈴鹿は曇る あいの土山 雨が降る」を口ずさみ、お茶を飲み疲れをいやす。至福のひと時、人生は楽しい。鹿児島佐多岬から北海道宗谷岬まで3,200㎞も行脚した。仏さまとひとつになる極楽浄土。ホンワカほんわか。