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国献男子ほんわか日記226 在日376万・訪日客4,020万・出国日本人1,410万

国際協力実践家 小島康誉

文化・風習などの違いに起因する在日・訪日外国人関連のニュースが度々流れている。在留外国人は昨年末で376万余。今年一年間の訪日客は4,020万人とJTBが予測、コロナ前の2019年3,188万に比べて26%増。一方で、今年の出国日本人は1,410万人と予測、2019年比30%減。パスポート所有率も2005年27.7%から24年約17.3%へ低下し、主要外国に比べて極めて低いとか。

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回転寿司「スシロー」の発注パネル

久しぶりに友人と回転寿司「スシロー」を楽しんだ、満腹、コスパ最高。家族連れや若者で満席。インバウンド客も多数。発注パネルは4ヵ国語対応。サスガ!と感心した。世界はドンドン狭くなっている。一国だけでは生き残れない21世紀、文化・風習などの違いを批判するだけで良いのか?外国に関心を持たずに生き残れるのか?内向き日本に繁栄はあるのか? 外国に前向きで接してほしい、外国へ出かけてほしい・・・と思う。

習近平国家主席も出席し「新疆ウイグル自治区成立70周年慶祝大会」が9月25日ウルムチで華やかに開催された(輝き煌めく新疆ウイグル自治区70年)。筆者も参加を予定するも、新疆側と調整に手間取り参加せず、「新疆ウイグル自治区」成立70周年祝賀写真集出版式と「五星出東方利中国」錦発見30周年記念行事参加などで、10日より新疆再訪。帰国後に新疆の今を紹介しま~~す。不在となるため「ほんわか」は暫く休ませていただき11月4日より再開予定。よろしくお願いします。(10/05記)

感謝×感謝で生きるのみ

超満員つづいた大阪関西万博も10月13日閉幕。小僧は中国館「新疆ウィーク」に参加した後、あまりの暑さで、Tシャツと半パンに着替えた。ユニクロのバスキアとウォホールを愛用している坊主は珍しいだろう。スイスで同じ服を着ていたと思い出し、写真を探した。左がグリンデルワルト、右が万博。6年の老いを感じる。でも元気だ。ありがたい。

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2点撮影:小島聡子

人生100年時代とか。あと何年生きられるか知らないが、お任せして今日を感謝×感謝で生きるのみ。皆々様にお世話になりますが、よろしくお願いします。ご迷惑かけないよう過ごします。少しでもお役に立てるよう努めます。本若ほんわか。追記:あの時、ツェルマットで食べた肉らしい肉「ブラウンスイス」は絶品だった。和牛が好きな方も多いが・・・、もう一度、あの赤身が食べたいと思う破戒坊主で~~す。

1942年名古屋生まれ。佛教大学卒。浄土宗僧侶、国際協力実践家。66年「宝石の鶴亀」(後にツルカメコーポレーション・あずみと社名変更、現エステールHD)を起業。93年株式上場。96年創業30周年を機に退任。中国新疆へは82年以来、150回以上訪問しキジル千仏洞修復保存、ニヤ遺跡やダンダンウイリク遺跡を日中共同で学術調査するなど文化財保護研究・人材育成など国際協力を多数実践。佛教大学客員教授などを歴任し現在は佛教大学内ニヤ遺跡学術研究機構代表、新疆ウイグル自治区政府顧問。編著『日中共同ニヤ遺跡学術調査報告書』『日中共同ダンダンウイリク遺跡学術調査報告書』『念仏の道ヨチヨチと』『新疆世界文化遺産図鑑』『中国新疆36年国際協力実録』『Kizil, Niya, and Dandanoilik』『21世紀は共生・国際協力の世紀 一帯一路実践談』「スタイン第四次新疆探検とその顛末」など。日本「外務大臣表彰」・中国「文化交流貢献賞」「人民友好使者」ほか受賞。