VOICE

国献男子ほんわか日記104 天災と戦争は忘れない頃にやって来る

国際協力実践家 小島康誉

新型コロナ収束せず、窮屈な日々が続いている。昨年末「大波乱の予感2020年…」(ほんわか 79)10項目中の「大流星群飛来?」は外れたが、まさか世界中を萎縮させ、交流を断絶し、対立を煽るような感染症が大流行するとは! 疫病といえば「サーズ」の記憶も新しい。まだ18年前のこと、忘れられていない。東日本大震災も忘れられていない。御嶽山噴火・熊本地震・西日本豪雨・北 海道地震・千葉豪雨・九州豪雨…はついこの前だ。

“

東日本大震災を報じる読売・朝日・産経・日本経済・夕刊フジ各紙

“

岩手日報・河北新報・福島民報・福島民友が大震災1年目に発行した「大震災翌日紙面」特別号

終活の一環で書庫も整理中。9年前の東日本大震災を報じる新聞も出てきた。東北ミニボラ通いの日々を思い出す。「天災は忘れた頃にやってくる」と言われているが、「天災と戦争は忘れない頃にやってくる」では?

三浦半島や横浜での度々の「異臭」は火山活動と関係があるのではとも言われている。南海トラフ大地震や富士山噴火もありえる。「戦争?」と問われそ うだが、アメリカ大統領選の混乱は米軍弱体化に繋がり、南シナ海・東シナ海・朝鮮半島・中央アジア・中東などで有事が心配だ。落選し不正と訴えた裁判も 次々と敗訴、追い詰められたトランプ大統領「電撃台湾・北朝鮮訪問検討」などとの情報もある。乱暴大統領ならやりかねない。各国政府・各軍は警戒レベルを 密かに引き上げていることだろう。

コロナに負けず希望の船出 東京国際クルーズターミナル第一船

コロナ禍で約2ヵ月遅れて9月にオープンするも運行できなかった東京国際クルーズターミナル。待望の第一船「にっぽん丸」が12月4日、夕やみ迫る 16時30分、希望の船出。PCR検査を済ませた約180人を乗せ、ワンナイトクルーズ。当分は日本国籍船による国内航路のみ。来年には国際クルーズも始まるだろう。

“

品川コンテナ基地ごしに2㎞先の東京国際クルーズターミナルから出航するにっぽん丸を撮影(筆者)

新型コロナは世界で猛威を振るっているが、日本の対策は成功している部類。死亡率も高くない。コロナ対策と社会経済活動を並行し、病気の一種と、前 向きに「共生」するのみ。ワクチン投与も間もなく始まる。皆で助け合い、希望の2021年へ船出しよう! ※東京国際クルーズターミナルとにっぽん丸については「ほんわか100」ご参照。

大吉も楽し 大凶もまた

ネットで「小島康誉 画像」と検索したら、多数の中に「康誉」があり、開くと「無料の姓名判断namedic.jp」。指示に従い、「小島」を入れると、図のように大吉オンパレード。

“

namedic.jpには「ご自由にお使いください」と

この手のことを信じるわけでも、興味があるわけでもないが、楽しさ「探して」、今を「楽しむ」小僧です。皆々様のおかげで、企業経営・仏道・国際協 力・・・と幸せいっぱい「大吉」人生。もっとも戸籍は「誉」でなく「譽」だから画数が異なる。大凶かもしれない。それまた楽しい。嗚呼ほんわかほんわか。 (12/05記)

 

1942年名古屋生まれ。佛教大学卒。浄土宗僧侶、国際協力実践家。66年「宝石の鶴亀」(後にツルカメコーポレーション・あずみと社名変更、現エステールHD)を起業。93年株式上場。96年創業30周年を機に退任。中国新疆へは82年以来、150回以上訪問しキジル千仏洞修復保存、ニヤ遺跡やダンダンウイリク遺跡を日中共同で学術調査するなど文化財保護研究・人材育成など国際協力を多数実践。佛教大学客員教授を歴任し現在は佛教大学内ニヤ遺跡学術研究機構代表、新疆ウイグル自治区政府顧問。編著『日中共同ニヤ遺跡学術調査報告書』『日中共同ダンダンウイリク遺跡学術調査報告書』『念仏の道ヨチヨチと』『新疆世界文化遺産図鑑』『中国新疆36年国際協力実録』『Kizil, Niya, and Dandanoilik』『21世紀は共生・国際協力の世紀 一帯一路実践談』「スタイン第四次新疆探検とその顛末」など。日本「外務大臣表彰」・中国「文化交流貢献賞」「人民友好使者」ほか受賞。