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国献男子ほんわか日記144 外国はすぐ横に ランチ3連発から
国際協力実践家 小島康誉コロナ禍も明けつつある。週末3日続けて友情ランチ計13人。アメリカ在住20年の姪の夫「トランプは今も農民層から根強い人気。3年ぶりの出張、米出国も日本入国もごく簡単。皆マスクには驚いた」と。翌日は8ヵ月ぶりに中国へ帰る女史「大使館指定医院での48時間内と24時間内の陰性証明と抗原検査が必要で行ってきた。天津着後計3週間隔離、近々短縮の噂も」と。その娘「東京で仕事3年、先月オランダ出張。マスク皆無、途中のドイツはマスク多数」と。3日目は日本生活15年のキルギス女史「キ日外交樹立30周年シンポ講演のため8月、アラブ首長国連邦経由帰国。豊かな日本にいると感覚がマヒ」と。
河野太郎元外相(左2)・えりアルフィヤ氏(タスキ姿)と記念写真の皆さん(撮影:筆者)
ランチ店の外で参院選街宣に遭遇。「比例区に立候補した『えりアルフィヤ』です。ウイグル出身の両親をもち、小学5年から父親の転勤に伴って海外生活を経験、直近5年間は国連職員としてアメリカで生活・・・父はウイグル系日本人、母はウズベク系日本人」(配布チラシ)。人気高い河野太郎氏と写真撮りたい人が長蛇の列。「写真拡散を」と街宣車。知っていたら新疆ウイグル繋がりで投票したのに、期日前投票済みで残念。これを書いているのは投票日5日前、配信されるのは投票日2日後、当落は? 祈!当選。
楽しいランチ3連発に登場した「アメリカ・中国・オランダ・ドイツ・キルギス・アラブ首長国連邦・ウズベク」7ヵ国。遠いと思いがちな外国がすぐ横に。でも「別の国」「別の民族」「別の思想」・・・といったイメージに「呪縛」されている私たち。地球は狭い。コロナ禍も間もなく終息。地球は益々狭くなる。国家間の関係は益々濃密になる。「自分」「自民族」「自文化」「自国」を大切にしつつ「他人」「他民族」「他文化」「他国」と相互理解の努力を双方が積み重ねるのが21世紀では!?
そんな願いで小僧が新疆ウイグル自治区の多民族諸氏と実践してきた国際協力、企業や大学・メディアなどの要請による新疆側との仲介もその一部。2017年に仲介し出演もしたNHK「シルクロード・壁画の道をゆく」が7月4日またまた再放送された。昨今の日中関係停滞の中、中国関係の番組が放送されるのは有難いこと、嬉しいこと。しかし、この番組制作の過程で、国際協力に長く取り組んできた一市民が微力を発揮したことを知る人は少ないだろう。国際協力による相互理解促進はまだまだ認知されていない。残念!
花よ咲け咲け 友情の花
人生は楽しい。名古屋の松フェチ4嬢から古民家フレンチMATSUURAで三河湾の海苔雲丹などを夫婦で馳走になり、マグナム飲みつつカーボンニュートラル実践やウクライナ支援話で花が咲き、友情を楽しむ。話は「前澤氏バスキヤ作品109億円転売」におよび「その作品を昔々買付けた和尚の目はスゴイ。これからのお薦めは?」と問われ推奨したのはCampbell La Pun氏。新幹線で爆睡帰宅。翌朝「ピンポン~」と宅急便、90㎝ほどの筒。なんとCampbellさんから、不思議なご縁。広げてビックリ!2m余の「大作」。
感謝無限大:Campbellさん作品サイズは右下の伝票や筒からお分かりかと
嬉しい物語を振り返れば、沖縄へ移住した畏友キャンベル・ラ・プン夫妻へ軽石を贈ったら、着色して「作品」として贈られてきた。それを「たのしく」と配置して「ほんわか」131で発信。そのネット画像から軽石を切り取りハート形にした「作品」が贈られてきた。小僧はそれを変形して返信とした(「ほんわか」137)。その時に「2mぐらいの作品にしたら」と添書き。そして沖縄新居訪問、2歳児Summerちゃんの踊りなどで歓迎いただいた。そして今回の大型「作品」拝受。友情ありがとう無限大。この「大作」が109億円になったらサイコー。ほんわか本若。(07/05記)